院内感染対策
院内感染の基礎知識
血液によって感染する主なウィルスは以下の3つがあります。
歯科治療におけるウィルスの感染経路は使用器具からの感染、針刺し事故(医療従事者の感染)が考えられます。
B型肝炎ウィルス(HBV)
B型肝炎ウィルスは、血液や体液を介して感染します。
B型急性肝炎は、性行為、医療従事者の針刺し事故、注射針の使い回し、入れ墨などが主な感染経路となり、B型慢性肝炎の大半は、母子感染が原因です。
B型急性肝炎は、感染しても肝炎とわかるような症状があまり見られず60~70%の人は治癒します。
しかし、残りの30~40%の人は典型的な急性肝炎の症状が見られます。
主な症状は、関節痛、食欲不振、吐き気、全身の倦怠感、肝臓病特有の黒褐色尿や黄疸(おうだん)などです。
C型肝炎ウィルス(HCV)
C型肝炎ウィルスは、血液を介して感染します。
まず急性感染を発症し、そのうち約7割が慢性肝炎に進行します。
放っておくとさらに進行して肝硬変を経て肝臓ガンへ進行する恐れがあります。
慢性肝炎の状態では生命に危険がおきることはなく、継続的な治療に時間をとられることを除けば健康人と同じ生活ができますが、肝臓ガンが発生したり、肝硬変が進行して肝不全を引き起こしたりすると、生命の危険がせまってきます。
エイズウィルス(HIV)
エイズの原因となるウィルスであるHIVは、ヒトの体の中侵入すると、免疫機能の中心的な役割を担っているリンパ球(白血球の一種)を次々に破壊します。
その結果、徐々に免疫力が下がっていき、免疫不全状態に陥り、健康な時にはかからないような重い感染症や悪性腫瘍、あるいは痴呆や運動障害等の神経症状をきたします。
消毒・殺菌・滅菌の違いって何?
消毒(細菌を弱めること)<殺菌(特定の菌を殺すこと)<滅菌(全ての細菌を死滅させること)
当院ではこのような患者さん・医療従事者との院内感染の可能性を断ち切るために、感染の可能性のある使用器材の消毒・滅菌・使い捨てに力を入れています。
クリスタルデンタルクリニックは、安心・安全を約束する歯科医院です (実は怖い歯科治療、当たり前のことを当たり前にしなければ駄目なんだ!)
ずばり、あなたの歯医者さん選びのポイントは何ですか?
ここで、あなたに「えっ、そうだったの!」という歯医者さんの裏話をお伝えいたします。
実は、歯科治療では、使用する器具の消毒・滅菌が十分でないため、院内感染する病気が多いことが指摘されています。
血液や唾液中にさまざまな細菌やウィルスが潜んでいることは、みなさんご存知だと思います。
歯科医院はその血液や唾液を伴う処置が多いことから、院内感染のリスクが高いと言われており、器具の消毒・滅菌が大事とされています。
しかし、歯科医院で扱う器具機材は多種多様で、患者さん一人一人で使用する機材が違い、すべての器具を清潔に保つことはとても大変なことです。
また、特殊な器具(ハンドピースなどの精密機器)に対する滅菌、使い捨て用具の保管と管理、鋭利な器具に対する十分な洗浄作業など、多くの手間と、それに伴う莫大な費用が必要です。
そのため、本当に消毒・滅菌を十分に行っている歯科医院は非常に少ないのです。
それを証明する根拠として、献血の際、「献血をご遠慮いただく10項目」というものがあります。
そして、その項目の中に「出血を伴う歯科治療(歯石除去を含む)をした方」というのがあるではないですか!
私自身歯科医師として、この事実には驚きでした。
しかし、これが日本の厚生労働省の公の見解です。
歯科治療を受けた患者さんは、エイズや肝炎患者さんと並ぶほど、血液の中にリスクを持っていると判断されるのです。
この理由として「出血を伴う治療(歯石除去を含む)に関しては、抜歯等により口腔内常在菌が血中に移行し、菌血症になる可能性があるので治療後3日間は、献血をご遠慮いただいてします。」とあります。
歯科治療は、みなさんが想像する以上に出血を伴う治療ばかりです。
お口の中の細菌が出血を伴う歯科治療(ほとんどの歯科治療)によって簡単に体の中を駆け巡るわけですから、使い回しなどによる器具があれば、そこに付着しているエイズウィルスや肝炎ウィルスがあれば、体の中に入り込まない方が不思議ですよね。
献血をご遠慮いただく場合
輸血医療は他に代わり得るものがなく、生命を救う唯一の手段として行われます。
輸血の安全性を確保するため、以下に該当する方は献血をご遠慮いただく場合があります。
① 特定の病気にかかったことのある方
心臓病・悪性腫瘍・けいれん性疾患・血液疾患・ぜんそく・脳卒中など
② 服薬中、妊娠中、授乳中、発熱等の方
※飲んでいても献血ができるお薬もあります
③ エイズ、肝炎などのウイルス保有者、またはそれと疑われる方
④ 輸血歴、臓器移植歴のある方
⑤ ピアスの穴をあけている方
⑥ 1年以内にいれずみを入れた方
⑦ 1年以内に予防接種を受けた方
インフルエンザ、日本脳炎、コレラ、A型肝炎、肺炎球菌、百日ぜき、破傷風などは接種後24時間の献血をご遠慮いただいています。
⑧ 出血を伴う歯科治療(歯石除去を含む)をした方
⑨ 海外旅行者及び海外で生活した方
旅行された時期や地域によってもご遠慮いただく場合がありますので、ご確認ください。
⑩ クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)の方、またはそれと疑われる方
いかがですか、こういったリスクを抱えている歯科治療だからこそ、我々は真摯にその事実を受け止めなければならないのです。
歯科医師という以前に一人の人間として、必要最低限の常識とモラルを持たなければなりません。多くの歯科医院で院内感染防止対策がどうしてもおろそかになるのは、非常に多くの手間と、それに伴う莫大な費用が掛ることは周知の事実です。
しかし、私(院長)とスタッフでこの事実について相談を重ねた結果、当院では、「患者様が自分の家族だったらと考えると消毒・滅菌をおろそかにすることは許されない。」そして、「厳格な院内感染対策は我が医院の確固たるポリシーだ。」という結論が出ました。
「われわれの家族同様、クリスタルデンタルクリニックに来院していただくあなたのために、当院では設備投資・院内整備をし、自信とこだわりを持った院内感染防止対策(消毒・滅菌)を徹底して行っております。どうぞご安心してください。」
みなさんを「大切な家族」と思い消毒・滅菌・使い捨てをしています
あなたがもし歯医者さんだったら、細菌やウィルスに感染している可能性がある器具で、大切な家族の歯を治療できますか?
当院は、来院していただくみなさんを「大切な家族」だと思い、安心・安全な治療を受けていただきたいという思いから、消毒・滅菌をはじめとする院内感染予防に力を入れています。
患者さんのお口に一度入った器具は、院内感染の経路を断つために、患者さんごとに消毒・滅菌、または可能な限りのディスポーザブル(使い捨て)製品を利用しています。
その、具体的な点についてご紹介いたします。
当院ではこのようなことに気をつけています 患者さんに見て欲しい 知って欲しい6つのポイント
POINT.1
衛生面を考えテーブルに置くものを最小限に!
削るバーやお口に入る器具は患者さんごとに消毒・滅菌しているため、使用しないものはテーブルの上になるべく置かないようにしています。
POINT.2
患者さんごとに基本セットを準備!
滅菌が終わった器具は滅菌バックで保管されます。必ず一人一人の患者さんごとに滅菌したセットを取り換えます。
POINT.3
患者さんごとに削るドリルを交換
特に重要!歯を削るドリルは精密機械のため滅菌すると寿命が短くなりますが、患者さんのお口の中に入る機械です。感染防止のため患者さんごとに必ず滅菌しています。
POINT.4
グローブは患者さんごとに使い捨て!
診療は必ずグローブを付けて行います。患者さんのお口の中を触りますので、もちろんグローブも患者さんごとに使い捨てをしています。
POINT.5
紙コップやエプロン、ヘッドカバーなどは使い捨て!
使い捨てができる物は患者さんごとに限り使い捨て材料を使用しています。
POINT.6
患者さん退出後イスやテーブルを丁寧に拭き上げ!
血液や唾液は広範囲に飛び散っているので、目に見えない場合でも次の患者さんの為に清潔な状態を保つことが必要だと考えます。
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クリスタルデンタルクリニックでは、随時メールでのご相談を承っております。
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・診療の合間を見て、ボランティアで行っていますので、恐れ入りますが、岡山県以外の方のご相談はご遠慮下さい。
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〒719-0301

院長川本が歯科の最新治療をお伝えすべく講演を行なってきました。